◆◇◆公的年金はいつから貰える？

会社員・公務員の方々は厚生年金に加入し、原則65歳から「厚生年金＋基礎年金」を受け取ることができます。

But　男性は昭和36年4月1日以前生まれ、女性なら昭和41年4月1日以前生まれなら65歳前に年金を受け取れます。（ただし、厚生年金の加入期間が1年以上必要です。）制度というものは、少しずつ…少しずつ、目立たないように長い時間をかけて改正（？）されていくのですね。

まず、65歳前に支給されていた厚生年金の定額部分が無くなり、その後は報酬比例部分が無くなり、そして、原則の65歳からとなりました。

原則は65歳。60～65歳までの老齢厚生年金は、特別な支給だったのです。増える高齢者を見据えて支給開始年齢を遅らせてきました。今後は68歳、或いは70歳からにしようという議論も取り沙汰されています。「経過的加算」とは、20歳未満・60歳以上などの期間に厚生年金に加入した部分を加算するための仕組みです。経過的とありますから、やがて無くなるかも。