生涯現役だった先輩が残した言葉


ブログ最初の1ページは、3年前に亡くなった先輩のある日の終活講座から抜き出しましょう。先輩は90歳で亡くなりましたが、歩んだ道は、

まさに生涯現役・生涯青春!講座で話していた通りの人生を身をもって生きた方ですから、文言の一句一句が噛みしめる価値ありです。


長い老後を如何に健康で生きがいを持って暮らすかは、高齢者一人一人にとっても社会全体にとっても大きな問題。近年では健康面でも経済面でも安定した元気な高齢者が増加しつつあり、全体の8割以上を占めていると言われる。退職してから生きがいを探し始めても、そう簡単にはみつからない。十分な準備期間が必要。トータルなライフプラン作りを遅くとも40代頃から始めておきたい。

これからは、社会的弱者としての高齢者の見方を変えなければならない。第2の現役世代として、自由な立場を生かして、働き、楽しみ、地域社会に貢献するなど様々な形で社会的に活躍していくこと。それが特別なことではなく、高齢者のごく普通の姿であることが期待されている。


まずは「健康」について

• 自己管理の気持ちと意欲を!

• 健康診断で生活習慣病への対応

• 健康には夫婦で気を配る

• スポーツは体調維持にもストレス解消にも役に立つ

次は「人間関係」

• 「会社人間」から「社会人間」へ

• 家族との関係

• 仲間づくり

• 好きな趣味や活動に熱意を!

• ボランティア活動

• 地域への貢献 



「長寿の心得」 ~人生は旅である~


 還 暦・・・60歳でお迎えが来たときは「ただいま留守」と言え! 

 古 希・・・70歳でお迎えが来たときは「まだ早い」と言え! 

 喜 寿・・・77歳でお迎えが来たときは「せくな!老楽これからよ」と言え! 

 傘 寿・・・80歳でお迎えが来たときは「何のまだまだ役に立つ」と言え! 

 米 寿・・・88歳でお迎えが来たときは「もう少しお米を食べてから」と言え! 

 卒 寿・・・90歳でお迎えが来たときは「そう急がずともよい」 と言え! 

 白 寿・・・99歳でお迎えが来たときは「こちらから ボツボツ 行く」と言え!

 


「人生に無駄はない」

どんな体験も何処かで役に立つようになっている。今日、何を考えるかで明日が決まってくる。思いは実現する。あきらめなければ。


第三の人生を自分らしく生きる。それが「エイジレス・ライフ」だ。

国民の一人一人が高齢社会にふさわしい生き方として、年齢にとらわれることなく、自らの能力(過去の経験・知識)や責任において、

自由に生き生きとした活動を続けていくこと。 


講演の締めくくりは、フランスの詩人アラゴンの言葉を借り、こう語っていました。

「生きることは学ぶこと」

「学ぶことは、新しきを知り、共に希望を語ること」 

人間は過去と他人を変えることはできない。しかし、自分を変えることはできる。

その変わった自分の影響を受けて、相手が変わる可能性は十分にある。