100歳以上の高齢者数8万6510人(9/14厚労省発表)

100歳以上の高齢者数8万6510人(9/14厚労省発表)。統計を取り始めた昭和38年は153人。この内、男性は20人である。月めぐり星は流れて50星霜。いまや、100歳以上は当時の565倍。男性に至っては1万人だ。2050年には、100歳以上は53万人になるとの予測もある。思えば、秦の始皇帝のように不老長寿の薬を求め、右に左に国中を探し回った御仁もいたが、望み叶わず、即位11年後に亡くなったという。それに比べれば、何たる幸運か!私たちは労せずして長寿という宝物を手に入れたのだ。



しかし、不老という資源まで手にしたわけではない。生きる時間が長くなればなるほど、払っても、払っても健康リスクと経済リスクが影のようについてくる。平均寿命と健康寿命の差は、現在でも男性9年、女性は12年あるのだ。一方で少子化。将来は介護者も医療者も不足する。安全を守ってくれる警官だっていなくなる。さて、今年中に発表される3年に一度の健康寿命。どれだけ伸びているだろうか。