札幌市伏見で有料老人ホームを運営している中村嘉孝です。介護生活は、まだまだ先のことと思っていた矢先、いきなり、3か月後に迫ったら、私たちは何から始めたらいいでしょうか。
実際、こういうことは多いのです。
●介護は①自宅で行うか②施設入所かの選択
① 自宅介護→要介護者と介護者の生活を考えなければならない。
・私が看る(決心)→美談だけでは語れない「現実」がある。
・介護する側の自立した人生の一部が投げ捨てられて、要介護者の生活が成り立つのはどんなものか?
・介護は家の問題、家族愛は見返りを求めないものとするボランタリー精神は日本特有の文化。
・理解したうえで、適切な助けを取り入れることも重要だ。
・互いの生活を尊重した介護の在り方(介護する側もラクしなきゃダメ)
① 施設での介護→施設選びは人生選び→お金や地理的条件だけで決めるのは早計。
・介護施設は、パンフ見ただけではわからない。電話して行ってみる。
・同じホームでも、管理者が変われば、サービス方針はガラリと変わる。
・毎年、新しい業態が出てくる(介護業界にいる自分たちにもわからない)
・最近の例→シェアホーム(大学生と共生できるホーム)
・肝心なのは「よく知ろう」とすること。元気な内に介護について時間を割いて考えること。
何故?ミスマッチが生まれるのか?
・自分自身の「~したい」という目的が不明確なまま準備を始めてしまうのが大きな原因。
・たった一度の人生。毎日が日曜日の日々。
・シニアライフだからできることをじっくりと探求できる幸せの実現を考えてもいい。
・もっと我儘に好きなことをやってみたらどうだろう?
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