02日 4月 2024
10年前だろうか?それとも、もっと前だったか?仕事でJR根室本線に初めて乗った時のこと。行先は「幾寅」。「次はイクトラ」と車内放送があったので降りた。しかし、ホームのあちこちに「てんまい」という文字が!この駅は「てんまい」なのか?まずい、間違って降りてしまったのか?私は慌てて、走り出そうとする電車に駆け寄り、「ここはイクトラではないのですか?」と尋ねた。すると運転士さんは、「イクトラですよ」と答えてくれた。高倉健さんの「鉄道員(ぽっぽや)」の映画の撮影現場となったため、当時のまま、残されているという。駅の傍には映画の記念館もあった。 その駅があったJR根室線が3月31日、最後の運行を終えた。寂しい。
09日 2月 2024
PCがウイルス感染したと警告画面を表示、金銭を要求する「サポート詐欺」の対処が体験できるサイトがあることを新聞で知った。独立行政法人・情報処理推進機構(IPA)が開設しているという。早速、IPAのHPに接続、「サポート詐欺」と入力し説明に従い体験してみた。我が家も2か月前に洗礼を受けていたからだ。警告画面と共に災害情報かと思うほどの音声で「ウイルスに感染しました!再起動しないでください」とけたたましく何度も叫んのでいた。突然のことに驚きもしたし、慌てもした。なにより困ったのは、画面がディスプレイいっぱいに広がり、閉じたくても「閉じる」ボタンが見当たらないことだった。。
27日 1月 2024
(公社)札幌消費者協会「DX研究会」12月度定例会終了。講師は俵屋年彦氏。大切なことなので内容を紹介したい。 テーマ:「生成AIから汎用AIへ-人類との共存という深刻な課題」
17日 10月 2023
社会に広がるデジタル常識に追いついて行けないことに戸惑いを覚える昨今だ。もともと理数系は弱いうえに、高齢ときている。その筋の本を買い込んで勉強してはいるが出会う言葉はチンプンカンプン。昨日はHP編集(札幌消費者協会「北海道エゾシカ倶楽部」)のための画像挿入に半日かかってしまった。HEICファイルをJPEG画像に変換する方法が従来通りにいかなくなり、その解決に手間取ったのが原因だ。デジタル技術の日進月歩は高齢者にとっては有難迷惑だとしか思えない。
05日 5月 2023
調べ物の最中。資料の間から、はらりと床に落ちた紙片がある。拾い上げてみると「ウクライナとはどんな国か」との新聞切り抜きだった(2014.10.17付)。ロシアのクリミア併合当時の記述だが、時の隔たりを感じないタイムリーな記事との出会い。書き手は、元駐ウクライナ大使の黒川裕次氏。
26日 1月 2023
1/24付けの読売新聞は「地域全体で墓じまい」とのタイトルで、“京都府に地域全体で墓じまいに取り組み、皆で一つの墓に入ることを決めた集落がある“ことを報じた。...
13日 1月 2023
この冬、来札した大手企業のデジタル戦略部門勤務の方とお会いしました。多くの言葉から耳に残ったことがあります。「明治時代に365日かけて収集していた情報量が現在では16時間で可能。情報は生きるための命。無形資産である。これを得る為に必要なのは周囲に意識の高い人間がいるかどうかだ。個人での情報収集には限界がある」とのこと。
17日 11月 2022
雨の土曜日。特急「宗谷」で名寄へ向かう。途中の停車駅「剣淵」の写真を撮る。訪れたことはないが、絵本で町おこしをしたこの町に心惹かれるからである。此処には「絵本の館」がある。この町を舞台にした映画『じんじん(大地康夫主演)』を観たのは10年前も前のこと。映画から生まれた絵本「クロコダイルとイルカ」も買った。絵本は子供の心を育てるもの。一枚、また一枚とページをめくるたびに胸中の新しい世界が広がっていく。紙の質感と紙だけが持つ独特の新鮮な匂いの中で幼子の心は育つのではないだろうか。デジタル社会が如何に進もうと絵本は紙のままで残して欲しい。紙文化は捨てたものではないのだ。大人の書籍離れを悲しく思う。マイクロソフト創業者のビル・ゲイツにしろ、アップル創業者のスティーブ・ジョブズにしろ、一定の年齢になるまで、自分の子供たちにスマホなどのデジタル機器を持たせなかったことは有名な話だ。両者ともデジタル機器が幼子の健康な身体や脳を蝕むことを、そして創造性や芸術性を発達させるための能力を阻害していくことを熟知していたからだろう。
10日 7月 2022
昨日は久しぶりに列車の旅。登別市に行ってまいりました。 2年前にオファーを受けていながら、コロナでキャンセルになっていた終活講座の開催です。 時の流れは慌ただしく、2年前に考えていた内容は通用しません。昨年12月には、新しい健康寿命も公表(3年一度)され、僅かながら、平均寿命との差も縮んでいます。...
25日 4月 2022
兼ねて考えていた消費者協会の会員で勉強する「デジタルライフ研究会」が船出をした。社会の仕組みが根底から変わる。私はアナログ派なので、DXを歓迎してはいない。しかし、デジタル化という世界の潮流を止めることはできない。付いていくしかない。